木がいっぱい、葉っぱもいっぱい

1年

神奈川県某所に来てから1年が経った。事情あってドイツから帰ってきて、これまた事情あって(普通に翻訳の傍らやっていた別の仕事ですが)神奈川県某所に来たのだけど、今年の4月ぐらいに神奈川県某所にいなければならない事情が消滅したので、何でお前わざわざそこに住んでるの? 状態になっている。

 

まあでも、そこそこ便利だし、市立図書館の蔵書が本当に充実しているし、中華料理やしらす丼がおいしい地帯があるし、お散歩のしがいがあるしで、気に入ってはいる。

 

このブログも放置して1年経つ(もっとだよ)わけだが、どうしようかね。正直、消そうかなとも思ったんだけど、何も言わずに消すのもアレなので、ちょっとまた書いてみた。

特に自分で発信することが、ない。お散歩記録とかまたやってもいいんだけど、家の近くだと普通に住んでる場所わかっちゃうからなあ。

 

あ、翻訳はドシドシやっています。ただ今の時点でお知らせできることはない。

商業の本を作るってのは、ただ原稿そろえれば終わりというわけではない。そこからいろいろな人の手を経て、何ヵ月もかかって完成形になり、書店に流通する。正直、訳した内容なんて忘れた頃にゲラが出てきたりするわけだ。翻訳者がいなければ訳文はできないのだから、自分の役割はとても重要だと自負しているし、名前が表紙などに載せてもらえるだけの働きをしていると正直自覚していて、とても誇らしくもあるけれども、全体のプロセスから見たら、私は翻訳を担当しただけ。その他の部分にはタッチする権限はない。

まあこんなことを書くまでもなく、大多数の人はそれくらいわかっていると思うけどね。おそらくこのブログを見ていて、「いつも忙しそうにしているのに訳していたやつはまだ出ないのか」といつも言ってくるあなた、そういうことなので、もう意味不明なことを言ってこないでください……。

年内に2つくらいお知らせできるかもしれませんが。

 

ブログを放置している間に訳書が出ていました。

めちゃくちゃ面白くてためになるので、まだの人はぜひどこかで読んでください。「真実はいつも一つ」と字義通り信じ込んでいる人、「この世のメインストリームな情報はすべてフェイクだ」と信じ込んでいる人、どちらの陣営にも何か得るものがあるんじゃないかと思います。

『情報革命400年』

 

あと、英語字幕を担当しました。

 

 

とりあえず、こんな感じで。またね。