木がいっぱい、葉っぱもいっぱい

旧中川を歩いた

今日は東京の旧中川を始点から終点まで歩いた。

旧中川は、荒川から分流して、墨田区江東区江戸川区を通って、再び荒川に流れ出る川で、中川の本来の下流部分。全長6.68キロ。初めて行ったのだけど、都会の中を流れる川にしてはとてもきれいで、周辺もよく整備されてた。

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© OpenStreetMap contributors

ルートは以上の通り。最初から最後まで河原に歩道が整備されていて、とても歩きやすかった。

 

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まずは総武線平井駅に向かう。

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駅からとりあえず荒川まで向かう。ここから上流に少し歩くと、旧中川の始点の水門にたどり着く。

 

f:id:yo_yoshimori:20210201174011j:plain西を向くとスカイツリーがよく見える。

 

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木下川水門。ここから旧中川が分流する。

 

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裏から見るとこうなっている。木下川水門からは船舶で旧中川には入れない。

 

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旧中川に入ってすぐに、鳥がたくさんいた。

 

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前方にはスカイツリーと煙突。

 

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黄昏る鷺。

 

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都会のオアシス的な感じ。都会を流れる川、みんなこんな感じののどかな川だといいのにね。

 

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カモメがずらーっと全ての杭の上に乗ってて面白かった。何羽か、杭をめぐってケンカもしていた。そんなにいい席なのか……。

 

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蔵前橋通りが通る橋。

 

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飛び石で中洲みたいなところに行けるようになってたので行ってみた。特に何もなかったけど。飛び石のとこでバランス崩れて落ちたらマジで終わりだなーと思って面白かった。落ちなかったけど。

 

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そして江戸川区へ……。

 

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カモメがたくさん浮いていた。何羽かケンカもしていた。地元でもよくカモメがカラスとゴミをめぐってケンカしているので、総じて気性が荒い鳥なんだろうか。

 

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鴨がスヤスヤしていて可愛かった。

 

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首都高速7号線が通る逆井橋のところ、橋ができる前は、有名な渡し場があったらしい。その記念碑。

 

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この貫禄よ。

 

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都営新宿線東大島駅。川の真上に駅があるの、coolだよね。スペースの有効活用って感じだし。

 

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終わりが見えてきた。

 

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終点、荒川ロックゲートの入り口。

ここでロックゲートを見るために対岸に渡る。

 

 

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大島小松川公園の展望の丘には、旧小松川閘門が保存されている。

 

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f:id:yo_yoshimori:20210201181208j:plainそして、こんな印象深いものも……。これって、茗荷谷駅前のゲルノート/バルバラ・ルンプフ作『神話空間への招待』の魚に似てますね。どちらもcoolなのでOKです。

 

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そしてやってきました、荒川ロックゲート!! 船が通ってるところは見られなかったけど。

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かっこいい!!! いつか船が通っているところも見たいな。というか、船で通りたいな。

 

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荒川を臨んで、今日の散歩はおしまい。

 

やっぱり川沿いに歩くのは楽しいね。鳥がたくさんいるのがいい。

まだまだ歩きたい川がたくさんあるので、ドシドシ歩いていきたいと思う!

 

印旛放水路を歩いた(後編)

前回に引き続き、印旛放水路を歩いた記録、後編。

印旛沼を出て新川を大和田排水機場まで下った。ここからは花見川になる。

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弁天橋を過ぎたあたりで、急に森の中に入る。下流に来たのに風景はどんどん山っぽくなっていくのが面白い。

 

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東京ディズニーランドのジャングル・クルーズというアトラクションのモデル、実は千葉のここらしいよ(大嘘)。

 

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大雨の後など、印旛沼〜新川の水位が上がると、大和田排水機場が本気を出して花見川に大量放水する。なので花見川はいたるところにこの看板がある。

 

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野鳥がたくさんいるらしい。自然豊かな場所。

 

 

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花見川沿いはほぼ全てにわたってサイクリングコースになっている。といってもところどころ舗装されていない道とかあるけど。実は、花見川から東京湾までは昔、歩いたことがある。なのでここまでくればあとは見知った場所なので楽勝でしょ、と思っていたが、このあたりから普通に疲れてきて大変だった。

 

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ネコちゃん。地域猫らしく、餌皿が置いてあった。お食事中失礼しました。

 

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花見川に入ってからは千葉市。つまり県庁所在地にして政令指定都市である。え、マジで? って感じののどかな写真。

 

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味一番。

 

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えっと……県庁所在地にして政令指定都市って……。

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まあこういう風景が千葉市の魅力でもありますが。千葉県の人間としては割と誇りに思っています。

 

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いい感じの堰。よくわからないがこういうのがあると写真を撮ってしまう。

 

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住宅がちょっと増えてきた。

 

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総武線の線路まで来たよ。幕張駅近く。このへんの学校に通っていたのでこの辺からはもう私の庭って感じ。

 

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湾岸道路の下を抜けようと思ったら、大変なことになってた。あれ、ここ道じゃなくて水路だったっけ? ってGoogle Mapを何度も確認した。道だったが通れる状態じゃないと判断。

 

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対岸にはまともなアンダーパスがあった。良かった。

 

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だいぶ日が暮れてきた。幕張ベイタウンを臨む。

 

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京葉線の線路。海はもうすぐ!

 

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ついに東京湾に到着! すっかり日が落ちてしまった。

印旛沼を出たのがだいたい11時。東京湾到着がだいたい17時半。途中休憩を合計1時間ぐらい挟んだので、歩いていた時間は正味5時間半。

やっぱり散歩は楽しいね。

印旛放水路を歩いた(前編)

もう2週間以上前になってしまったが、1月16日に、前々からやりたかった、印旛放水路を始点から終点まで歩くというのをやってみたよ。

(※単独行動で、他人との会話は途中のコンビニでの「Suicaでお願いします」「袋は結構です」のみ。マスクを常に着用するなど、感染対策に十分注意して行いました)

印旛放水路とは、印旛沼から東京湾まで注ぐおよそ19キロメートルの水路。途中の大和田排水機場を境に、新川という上流の水路と花見川という下流の川の2つから成っている。

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© OpenStreetMap contributors

まずは、印旛沼に行くため、おそらく最寄りと思われる京成臼井駅へ。

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住宅街にこういう起伏があるの、いい。

 

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宿内公園から印旛沼を臨む。写真だと分かりづらいが、ここは崖になっていて実際には木々の隙間から沼がよく見える。ここを降りて、印旛沼へと歩く。

 

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色が素敵なポンプ場があった。この周辺には何もないので、とても目立つ。

 

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広々とした農地の間を抜けて、とにかく沼の方へ歩く。

 

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多く生息しているらしい。こわ。

 

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駅から20分ぐらい歩き、ついに印旛沼とご対面。

 

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謎の公園があった。かっぱ、印旛沼にもいたんスね。

 

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陸側は、屋敷森というのかな、広々とした農地の合間にこういうのが点在している感じ。教科書で見た写真だ……。沼の周辺は風がとても強かった。

沼に沿って西へと向かう。

 

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阿宗橋。逆光だが。一応ここが、印旛沼本体と放水路の境目らしい。ここから新川という放水路に入る。

 

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のどかな川沿い。しばらく周りには(農地があるが今は時期的に耕作していないので)何もない。

 

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八千代市に入ると、建物がちらほら見られるようになる。川沿いに等間隔に植わっているのは河津桜。花をつける時期にはすごくいいらしい。今はもちろん早すぎる。

 

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前方右側に八千代中央駅がある。その周りだけ栄えているのがわかる。

 

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鳥の集団。成鳥になりきっていない鴨かな。ギャアギャアピヨピヨ言っていた。

 

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八千代広域公園。左の建物は八千代中央図書館。このつり橋はゆらゆら橋という名前で、実際めっちゃ揺れて面白かった。

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ゆらゆら橋を渡って対岸へ。このへんでお昼時だったし、お腹も空いたので、村上駅の近くで何かお昼を調達しようということに。

 

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ゆらゆら橋の支柱には上部に登れて、小さな展望スペースっぽくなっている。写真ぶれていますが……。上流を臨んでいる。

 

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八千代中央図書館。中には入らなかったがとてもモダンそうな図書館。運営はTRCに委託されているらしい。写真右側の中はカフェになっていた。

ここから一旦川を離脱して、お手洗いと昼ごはん調達のために村上駅の方へ歩く。

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イトーヨーカドー八千代。写真だとよくわからないけどなんか入り口がすごいんだわ。

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ほら、なんかすごい。景気が良かった旧時代の遺物なんだろうかと思ったら、2002年開店らしい。意外と新しかった。

 

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少し下流に歩くと、印旛沼水域の洪水対策の最後の砦、大和田排水機場がある。ここが体感的に中間地点。おそらく実際そうだと思うが。ウィキペディア情報だとここが新川と花見川の連結点であり境目だということだが、Google Mapなどで見ると、もう少し下流まで新川みたいなんだよね。どっちなんだろうか。たぶんここが境目でいいと思う。

なぜここに排水機場があるかというと、上流の新川よりも下流の花見川のほうが川底が高いため、水を汲み上げなければ排水できないらしい。

 

長くなってきたし、ちょうど中間地点に来たところなので、後編へ続く!

年末年始、フラヌールの記録

早いもので年が明けてから10日経つ。

年末年始、コロナの流行状況もあって、人が大勢集まる閉鎖空間や会食はもちろん避けていたのだけど、用事のついでに野外を歩き回ったりをした。遊歩は私にとっては呼吸と一緒。ヒキコモリ系だけど、遊歩しないと生きていけない。それがヒキコモリ系フラヌールこと私。

本当はその日のうちに何か書きたいのだけど、いつも疲れて帰った後パソコンを開く気も起きない。なので今日まとめて、お散歩した記録を書いていく。

まあ写真をドシドシ貼ってコメントしていくだけですが。

 

この日は上野、秋葉原、渋谷などに行った。

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上野駅のところのペンギンちゃんの像。

 

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かつてのオタクの街、今は何の街なんだろう、秋葉原NHKにようこそとラブライブの聖地ですね(謎チョイス)。

 

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変わり果ててしまった宮下公園、初訪問。噂には聞いていたけど、やはりこうなっちゃいましたか……という感じ。これが公園ですか? ただの商業施設が区立公園を名乗るなよ。

 

ここから別の日。茗荷谷から南下して神楽坂に至り、そこから飯田橋まで歩いた。

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私が東京で一番好きだと言っても過言ではない、茗荷谷駅近くのカイザースラウテルン広場。この謎の人面魚の彫刻、良い。作者のゲルノート・ルンプフ、バルバラ・ルンプフ夫妻はドイツでは有名で、各所に作品がある。おそらく一番有名なのは、ハイデルベルクの橋のたもとにある猿の彫刻。

 

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拓殖大学(私は関係者ではありません)。コロナ流行下で閉鎖されていたんだろうか、ひっそりとしていた。立派な建物。

 

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神楽坂上近くの赤城神社からの眺め。Good。

 

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神楽坂上の交差点の案内板、まだ営団地下鉄の表記が!

 

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神楽坂のイカした路地。こういうところ好き。

 

ここからまた別の日。武蔵境駅から吉祥寺駅まで歩いた。

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武蔵野プレイス。市立図書館などが入った複合施設。アニメの聖地になって栄えた。

 

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玉川上水。某文豪が心中したことで有名。今は単なる水路って感じだけど、写真を見る限り、昔は調布の野川のようないい感じの川だったっぽい。

 

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ジブリ美術館。おそらくコロナのせいで閉館しているようで、人気はなかった。そういえば、年末にテレビで宮崎吾朗監督の『アーヤと魔女』観たけど、すごく良かった。吾朗さん、CGのほうが絶対向いてると思う。武部聡志の劇伴と主題歌も良くて、最近毎日のように聴いている。かつての宮崎駿×久石譲(音楽)×井上あずみ(主題歌歌唱)のトリオのように、宮崎吾朗×武部聡志×シェリナ・ムナフのトリオでこれからもCGで何作かやってほしい。

 

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井の頭公園の池。神田川の始点でもある。ここから神田川沿いに終点(隅田川との合流地点)まで歩くのを、何年か前にやった。またやりたい。

 

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吉祥寺駅。この街もだいぶ変わった。私が大学生入ったぐらいのときは住みたい街No.1とか言われていた。今は違うと思う。

 

おしまい。

 

こういう状況じゃなくても普段は籠もりっきりなので、外を歩くのがやはり一番の気晴らしになる。これからも感染対策をしっかりして、フラヌっていきます。

日本に来たよ。私の飛行機遍歴の話。

一昨日、日本に帰ってきた。

空港で受けさせられた検査は陰性だったし症状も全くないが、帰国者は全員2週間の自主隔離をしなくてはならないらしいので、実家(幸い、空港から遠くない)で鬼滅の刃を観たりネット麻雀をやったりMacBookのOSをアップグレードしたりしておとなしく過ごしている。

10時間のフライトは辛かった。もう何往復かしていて、旅自体は慣れたもんだが(当日朝に準備を始め、家を出る直前まで洗濯の乾燥機を回すという余裕っぷり)、飛行機に乗っている時間は回数を重ねるごとに辛くなっていく気がする。

最初の渡独は7年前の夏、旅行のためだったが、そのときは直行便を買うお金がなく、アムステルダムで乗り継ぎだった。乗り継ぎの待ち時間なども含めると合計14時間以上はかかったのではないかと思う。

20代前半だった当時、どんな環境でも大丈夫だぜと思っていた。実際大丈夫だった。帰りも同じルートだったけど、平気だった。次行くときもこのルートで行こう、安いし、と考えていたぐらいだ。

2年前に渡独したときは、アムステルダム経由の便がなかったか高くなってたかで、アブダビ経由にした。乗り継ぎ地点が違うだけで、所要時間は前回より少し短いぐらいなので(12、3時間だったと思う)、まあ余裕だろうと思っていた。

しかし、全くだめだった。途中で身体中が痛くなり、寝ることもできなくなった。フライトの後半はただひたすら、早く着け早く着けと念じながら、耐えていた記憶しかない。

その次、前回日本に一時帰国したときは、JALの直行便にした。最初は別の航空会社の上海経由にしていたのだけど、当時はよくわからない病気が中国で流行し始めていると言われ始めた頃で(もちろん、今日新型コロナと言われるそれのことである)、ちょっと高くなるけど直行便のほうがいいかな、と思ってキャンセルして取り直したのだった。

その結果、もうJALの直行便しか使いたくねー! となった。多少お金を出してでも、時間を短縮して不快な思いを減らすことができるのならそのほうがいい。それに、日本の航空会社を使うのは初めてだったのだけど、ご飯や飲み物の内容がやはり自分に合っているし。やっと自分のホームが見つかった感じだ。

そして、今回。なんか映画などを観る気にならなかったので(元々、機内の小さな画面でわざわざ映画を観るのは好きじゃないから、ものすごく観たいものがないと観ない。すみっコぐらしの映画とかだったら観たい)、酒を飲んでさっさと寝るか〜と、ジンをストレートで飲み干して早々にぽやしみをさせていだたくはずだった……がしかし、眠れない!

……エコノミークラスって、やっぱり狭くね?

今までそんなこと考えたことなかったけど。

私がどんどん贅沢になっていくのか、加齢でキャパが小さくなっているのか、その両方なのか……。

やっぱりフラットになる席がいい……。ファーストクラスじゃなくていい、ビジネスクラスで飛べるようになりてぇな……。頑張ろうと思いました。

そういえば、私はまだ「時差ボケ」というものを経験したことがない。今回も、機内で全然寝られなかったけど、時差ボケにはなってないと思う。いつかはなってしまうのだろうか……。なりたくないな。

 

 

シンプル・プランのフランス語ヴァージョンの曲、いいよね。カナダはフランス語圏の国でもある、このことを忘れちゃいけないと思う。意外に結構いるんだよ、カナダって英語だけじゃないんですかって言う人。

さて、鬼滅の刃の鑑賞に戻りますか……。

チョベリバ

今日は久しぶりに朝から出かける用事があった。

自転車で行けば10分ぐらいしかかからないところだったから、20分前ぐらいに部屋を出て、駐輪場に行ったのだけど……。

 

自転車の鍵が開かない。

ちゃんと自分の自転車で、正しい鍵を挿してるのに、鍵が回らない。そういえば以前から固いことがあったな。全然乗ってないから中で錆びついてしまったんだろうか。

文字通り50回ぐらい試みて、鍵が欠けたりなんかしているのかな、と思って、予備の鍵を6階の部屋まで取りに戻り、それでまた試みても全然回らない。

終わった。

仕方ないので歩くことにした。歩くと25分ぐらいかかる。幸い、遅刻しても先方に連絡を入れれば大丈夫な用事だったからまだ良かった。

行きは急いでたので余裕がなかったけど、帰りは散歩の気分でそこそこ楽しかった。しかし家に着くと、足が痛い。久しぶりに5分以上歩いたからだろうか。

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今日は天気もそんなに良くなくて、寒かった。あまりお散歩には向かない日。まあこっちの冬は毎日、お散歩には向かないのですが……。

写真は帰り道、17時ぐらい。スマーフォのカメラだと少し明るめに写るようだけど実際はもっと暗い。

そんな感じで、久しぶりに出かける機会があったのにチョベリバな日でした。

自転車はどうすればいいんだろう。ポールみたいなところにワイヤーロックをかけてあって移動できないようになってるから、担いだり押したりして自転車屋に持っていくこともできない。ワイヤーを切ってくれる人か、そういう道具を貸してくれる人がいればいいけど。しかも、今度の水曜には帰省するんだよね。土日は何もできないだろうし、月曜火曜は帰る準備で忙しい。困ったな。実家から戻ってきてから(たぶん3月の終わり頃になると思う)でいいかな。自分の家の駐輪場だから放置してて怒られるとかもないし。

自転車が使えなくなったこと自体よりも、こういう余計なことを考えなきゃいけないのがチョベリバですね。

雑感(パソコンと選択について)

毎日書くのが目標……そうやって前回書いてから、1週間が経とうとしていますが……。

 

いや、ちょっとスケジュールがヤバかったので仕方ないんスよ……。

 

本当に書くことがないので、新しいパソコンについての雑感でも書きますかね。

私がMacBook Airを買った瞬間に新型が出ましたね。まあね、そろそろ新しいの出そうだなって分かってたんだけど、もう古いパソコンじゃ仕事にならなくて、悠長にしていられなかったので……。それに、新しいの出た瞬間に買うのはそれはそれで、性能とかユーザビリティとかが未知数だからちょっと怖いしね。ネットで見る限りだと新しいチップ、すごくいいらしいけど。次は新しいチップ搭載のMac miniを買うと思うわよ。お金があれば今すぐ買うんですが……。あとOSってアプデしたほうがいいのかな? 怖くてまだしてない。

実はこれが初Macなんだけど、Macすごくいいですね。今までなんとなくいけ好かないっていう理由で敬遠してたのは(酷い)愚かだったとさえ思う。
Macの何が一番いいと思ったかって、はっきり言って性能でもデザインでもUIでもない。よしこれからはMacを使おうと決めたことで、選択肢が狭まって、買うときに迷うっていう余計なプロセスが排除されたのが一番良かったと思う。

私はパソコンに詳しくないしメーカーやデザインのこだわりもなくて、とにかく作業が最小限のストレスでスムースにできるスペックがあればいいやと思ってる感じ(まあその要求がちょっと高いらしいのだけど)。つまり、「○○はどれだけほしい」みたいな自分が求めるスペックの各項目の最低ラインがあって、それをクリアしているもので、一番お買い得なものを選んでた。スペックの各項目っつっても、CPUは第何世代以降のCoreiいくつ以上がいいとか、メモリは何G以上ほしいとか、ストレージはこれだけほしいとか、そんな程度のもの。 

そんな、おそらく玄人から見たら適当すぎて笑われそうなガバガバ基準で選ぶとなると、たくさんのメーカーが作ってるWindowsパソコンからは、候補が10個以上出てくる。それで今までは、これもいいな、あれもいいな、こっちの方がここが優れているのか、あーでも値段がなー、この値段の差はデカイなどうしよ、アフターサービスは、送料は……なんて、予算とスペックを突き合わせて、できるだけ少ない出費でできるだけ高機能のものを見つけるぞ! と(コスト・パフォーマンスという言葉をここで私は使わない、消費者の立場でこの言葉を使うのは、ただ言葉の誤用というレベルを超えた、本質的な認識の誤りだと思うので)、すごく迷ってから決めてた。

でも、思ったんですよね。迷うの、ムダじゃね? って。

たしかに、できるだけ少ない出費でできるだけ高性能のものを手に入れたい気持ちはある。私の場合は、仕事で毎日使うわけだから、適当に選んで失敗しても困る。

だけど見方を変えるなら、このパソコンは趣味や遊びに使うとか、他人へのプレゼントにするとかじゃないわけだ。少し大げさに聞こえるが本当の話で、仕事道具であり、生活がかかってるんだから否が応でも買わなきゃいけない。すごく雑な言い方をすると、スーパーの食材と変わらないんですよね。どちらも買わなかったら生きていけないという意味で。

そうなると、そんなに時間と精神力を費やして迷うものなのかな、という気もしてくる。だってスーパーで食材買うときに、セール品かどうかぐらいは見るかもしれないけど、何時間も何日もかけて、どれにしようかな~なんてやらないでしょう。

他方で、繰り返しになるけど、高い買い物だし仕事道具だからこそ失敗できないという気持ちは否定できない。

このジレンマを解決する方法ってもう、浮上してくる選択肢を最初から減らす、ぐらいしかないんですよね。

Macにも製品ラインナップは何種類かあるし、お金を上乗せして高機能にするかどうかみたいな選択もある。でも、さまざまなメーカーから似たようなのがいっぱい出てて、10個以上の候補をいろいろ検討していたときに比べたら、今回は格段に時間も精神力も節約されたと思う。何かを検討して選ぶときには時間は言わずもがな、精神力も多大に使う。時間も精神力も、限られているんだから、この場合だったら、仕事道具を選ぶことに費やす分を少しでも仕事そのものに回したほうがいい。

今回Macを購入する段になって、それを初めて実感したというわけです。今まですげームダなことをしていたなって。もっと早く気づけよという話だが。何年生きてきたんだ。

 

まあ人によっていろいろ考え方はあると思うし、他人へのプレゼントとか、本とか、迷って選ぶこと自体が楽しいものもあると思うよ。でも全部そうする必要はまったくないよね、省けるところは意識的に選択肢を減らして、ムダなリソースを割かないでサッと決めたほうがいいよねってわかった、という話でした。パソコンの話から生き方みたいな話になってしまったが。肝心のパソコンそのものの使い心地は、はっきり言ってわかりません。そりゃ、そこそこ良い新品を買ったんだから古い壊れかけのやつより良くて当然じゃね? としか。

同じ服しか買わない、同じものしか食べない、値段に関係なく同じメーカーのものしか使わない(他のメーカーは検討すらしない)みたいな人、正直今までツマンネと思ってたけど、そういう人も、そこで浮かせた時間とエネルギーを他のことに回して楽しくやってるのかなあ。良いことなのか悪いことなのかわからないが、また一つ大人になった気がしました。